英語が聴き取れない理由は3つのポイントがあります。
□ 聴いている内容の単語、語句、慣用表現を知らない。
□ 音、リズム、イントネーションに慣れていない。
□ 聴いた英語を日本語に訳していて、英語で理解できないので、スピードについていけない。
リスニングは単語を聞くのではなく、文全体を理解するのです。普段から音読をし、発音、リズム、イントネーション、特にリズム、ポーズに注意しながら何回も読みましょう。この際スピードはCDかテープのスピードで思考速度と一致することが大切です。
まずは、語彙力、構文力増強アプローチ!
*ラジオ英会話ヒアリングのコツより。
・スピードに慣れる。
・話された順に理解する。
・音のつながりを聞き取る
・キーワードから推測する
・語彙の背景知識を増やす。
・上手に聞き返す。(会話の場合)
次に音声面アプローチ!
* Shadowing:ある程度意味の分かった文章をCDにわずかに遅れながら再生していく。(TextbookのCDが最適)
* Extensive Listening(いろいろなものをよりたくさん聴く方法)とIntensive Listening(限られたものを何回も真剣に聞き、何が聞き取れないかを探していく方法)の練習方法がある。
* 必ず表現単位とリズム単位を結び付けて覚える。
go to school, be absent from school, be late for work, etc.
聴くときも話すときも表現単位を意識する。
英語特有の音の変化の仕組みを理解しましょう
* 慣れていないときは速く話しているように感じます。リンキング等の音の変化やリズム、イントネーション等が理解されていないから、はっきり聞こえず、意味をつかむのに時間がかかります。解らないと投げ出す前に、たくさん聞き、慣れることです。
良い練習の仕方は、自分の興味の持てる分野、題材から始めることです
* 身の回りのあふれる、生きたヒアリング教材(ビデオ、DVD、映画、テレビ、音楽)を使用する。
あなたにあった学習材料を探しましょう。
毎日英語に接することが大切です
例えば、2ヶ国語放送を毎日聞く、英会話ラジオを聞く。歌を歌う。ストーリーを知っている映画などを、字幕を隠して観る。インターネットの無料英語学習を利用する。ここでいう「聞く」とは、まず聞き流すための英語をもつという意味です。
得られる効果
1) 大量に英語にふれていると、多頻出の表現に何度も遭遇し、耳に残るようになっていく
2) 一つひとつの単語や文章にこだわらず、できるだけ概要や要点をつかむようなリスニングが身に付いてくる
3) 多聴リスニングのなかで、しっかり聴き取れた表現は、文脈や背景のイメージとともに頭に残り、簡単に忘れない
リスニングの実力が初級レベルだとお考えの方も、自分にあった教材を探し、取り組んでみてください。聞くだけでトレーニングになるので、通勤電車の中や、お風呂、散歩など、空き時間を見つけて学習することができるのも、特長のひとつです。
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